こんにちは!さとしんです。
ジュニアサッカー(小学生)は8人制で試合が行われます。
試合をする際、パパコーチやお子さんがサッカーを始めた保護者の方から受ける質問があります。
- 8人制サッカーのコートサイズ分かる?
- 8人制ってPKは何メートル?
- センターサークルの大きさが分からない…
8人制サッカーのコートは11人制のサッカーとは大きく違います。
もし、サッカー経験者でも8人制サッカーをやったことが無ければコートサイズが分からないですよね。
今回は、8人制のサッカーコートサイズについて、図を交えて解説していきます。
コートサイズ以外にも、8人制サッカーは通常のサッカーのルールと異なる点がいくつかあります。
ジュニアサッカー特有のルールについては「【ジュニアサッカーのルール】小学生は8人制!大人との違いも解説!」で解説しています。
8人制サッカーのコートサイズまとめ
さて、まずは8人制コートの全体像をお見せします。
以下の画像に各寸法を入れておきました。
この画像の内容が全てですが、各要素をもう少し細かく説明します。
興味のある方は先に進みましょう。
8人制サッカーのコート外形は大人のコートの約半分!
8人制サッカーと11人制サッカーの推奨コートサイズは以下の通りです。
- 8人制サッカー
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横:50m、縦:68m
- 11人制サッカー
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横:68m、縦:105m
通常のサッカーコート1面の中に、8人制サッカーのコートが2面作れます。
2面作れると、試合数も増やせますし、複数チームを集めた試合も開催しやすいですね。
子どもたちのプレー機会を増やすことができますね!
8人制サッカーのPKは8m、ペナルティエリアは12m!
続いて、ゴール周辺のサイズを説明していきます。
コート作りに必要になる寸法は以下です。
- ペナルティエリア
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ゴールポストの内側から12m
- ゴールエリア
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ゴールポストの内側から4m
- PK(ペナルティマーク)
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ゴールラインから8m
- ペナルティアーク
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ペナルティマークから半径7m
- コーナーアーク
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コートの角から半径1m
これでゴール付近の寸法については全て完了です。
ちなみに、コーナーキックの際に相手競技者が侵入できないエリアがあります。
コーナー(角)から半径8m、コーナーアークから7mです。ご参考まで。
8人制サッカーのセンターサークルは7m!交代ゾーンも忘れずに!
次は、コート中央付近の内容を説明していきます。
必要な寸法は以下の通りです。
- センターライン
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コートの縦寸法の半分(推奨の場合34m)
- センターマーク
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センターライン上で横寸法の半分(推奨の場合25m)
- センターサークル
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センターマークから半径7m
- 交代ゾーン
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ベンチ側にセンターラインから左右に3m
上記4点でOKです。
注意すべきは、交代ゾーンです。
この交代ゾーンは8人制サッカー特有のエリアですので、あまり馴染みがありません。
交代ゾーンの設置場所、寸法は以下です。
ベンチ側のコート外に、センターラインから左右に3mずつ離れた所に線を引く。線の長さは30㎝。
ここまでで8人制サッカーコート作成に必要な項目は全てです!
コート作り、ライン引きの際に必要になる道具
コートの説明は完了しましたが、サッカーコート作成に必要な道具を紹介します。
サッカーコートを作成するために以下の道具を用意しましょう
- コーナーフラッグ
- ラインカー
- メジャー
コーナーフラッグは、コーナーに立てる旗です。コート1面あたり4本必要になります。
続いて、ラインカーはライン(白線)を引くために必要です。
サッカーの競技規則では、ラインの太さは12cm以下と規定されていますので、ラインカーの選定は注意しましょう。
メジャーはラインを引く前準備で、各エリアの寸法を測るために必須です。
また、メジャーの上をなぞる様にラインを引くと、まっすぐなラインを引けるので見栄えも良くなりますね。
8人制サッカーのコート作りには最低100mのメジャーがあればOKです。
できれば、ラインカーとメジャーは2個ずつ用意できると、効率があがりますよ!
コートサイズを理解して8人制サッカーを楽しみましょう!
8人制サッカーのコートサイズとコート作成に必要な道具を解説してきました。
- ジュニアサッカーのコーチになったばかりの方
- パパコーチとして頑張られている方
- 子どもがサッカーをしている保護者の方
子どもたちのサッカーに関わる方は、ホームグラウンドで行う試合のコート作成などの機会があると思います。
8人制サッカーのコートの作り方を覚えて、子どもたちのために良いコートを作りましょう!
少し話はそれますが、僕はサッカーコーチとして、子どもたちだけでコート作りができるように、コートサイズなど全て覚えてもらう様にしています。
そんなときにも、この記事に掲載した画像や文章など、活用してもらえるとすごくうれしいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!